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口腔アレルギー(oral allergy sndorome:OAS)

定義

  • アレルギー症状が口腔咽頭に起こるものをさし、植物由来の植物(生の野菜や果物)摂取時の口腔症状に限り、OASと報告する事が多い。動物由来の食物(卵、牛乳、エビなど)摂取時の同様の症状の時は、OASと呼ばない。
カバノキ科シラカンババラ科リンゴ,桃,サクランボ,洋梨,スモモ
杏,苺,ビワ,アーモンド
セリ科セロリ,人参,
フェンネル(ういきょう)
ナス科ジャガイモ,トマト
マタタビ科キュウイ
クルミ科クルミ
その他ヘーゼルナッツ,ブラジルナッツ
ピーナッツ,ココナッツ
キク科ブタクサウリ科メロン,スイカ,ズッキーニ
ヨモギバショウ科バナナ
イネ科カモガヤ,
オオアワガエリなど
ナス科ジャガイモ,トマト
ウリ科メロン,スイカ
ミカン科オレンジ
スギ科スギナス科トマト

分類

  • OASは、花粉症に合併するもの(Birch-fruit syndrome)、花粉症に合併しないもの(Lipid trasfer protein syndrome)、ラッテクスアレルギ-(Latex-fruit syndrome:LA)がある。

病態

  • OASは、粘膜における接触性蕁麻疹で、口腔内のみで症状が終わると考えられている。
  • 栗やバナナなど、消化酵素や熱に比較的抵抗性があるので、下部消化管症状や全身症状を伴いやすい。

症状

  • 誘発食物(生の果実,野菜,ナッツ,スパイスなど)摂取後,数分(長くて30分)以内にアレルギー症状が主に口腔咽頭に限局しておこり素早く消失する。
  • 自覚症状として、口唇,軟口蓋の刺激感,掻痒感,閉塞感がある。具体的には、「のどがぐっとつまる」「むずむずする」「ぴりぴりする」「つっぱる」「いがいがする」など
  • 他覚所見として咽喉頭の浮腫,腫脹,水疱などがある。
  • ひきつづき,鼻症状,結膜症状(流涙),消化器症状「嘔吐など)呼吸器症状(喘鳴)蕁麻疹、アナフィラキシーへ進展する場合もある。

診断

  • 誘発食物負荷時の臨床症状とskin prick test
  • skin prick testは、食物そのものを用いる方が検査用に精製された抗原より感度が高いと言われている。
  • 診断には新鮮な抽出物による皮膚テストや経口チャレンジが有効とされている。 理由として、果物のアレルゲン性や果肉部より果皮部に強く、OASや果物アレルギーの惹起アレルゲンは不安定な物が多いためです。

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Last-modified: 2016-11-06 (日) 10:03:16 (740d)